2017年3月 追記
Raspbian Jessieのバージョンが8以上になって、スタティックIPアドレスの設定方法が若干変わったようです。
最初は気づかなかったのですが、なぜかスタティックとDHCPの両方のアドレスを拾うようになっており、おかしいと思ったらバージョン8以降、スタティックアドレス指定方法の仕様に変更があったようです。
バージョンのチェックコマンドは以下の通り。
cat /etc/debian_version
自分の場合、結果は8.0となっています。
いままでは/etc/network/interfacesを編集してそこにスタティックIPアドレスを記述していましたが、新しい仕様では、/etc/dhcpcd.confファイルに記述する方法に変わったようです。
したがって自分のラズパイの設定も若干書き直しました。
/etc/network/interfaces
address 以下の行をコメントアウト。
auto wlan0
allow-hotplug wlan0
#iface wlan0 inet dhcp
iface wlan0 inet manual
wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
# address 192.168.1.200
# network 192.168.1.0
# netmask 255.255.255.0
# broadcast 192.168.1.255
# gateway 192.168.1.254
# dns-nameservers 192.168.1.254
続いて/etc/dhcpcd.confに以下4行を追記
# 追記
interface wlan0
static ip_address=192.168.1.200/24
static routers=192.168.1.254
static domain_name_servers=192.168.1.254
再起動後、でping通ることを確認し、DHCPサーバ(家庭内WIFIルータ)からアドレスを拾わないことを確認。
古いバージョンのRaspbian OSを使っていて最近アップデートし、その後動作がおかしい方はチェックしてみてください。
以上、ご参考まで。